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乾邪に注意

まだまだ暑い日が続いておりますが(今日は35度!)、

暦の上では立秋を迎え、着実に秋に向かっています。

 

暑さの種類も少し変わって、夜になるとべたべたとした感じがなくなり、

風が吹くと少しは涼しく感じたりもします。

 

これから秋に向けて、空気が乾燥し始めます。

そう、乾邪がやってくるのです。風(邪)にのって。

 

東洋医学では、風は【邪】を運ぶものとされています。

春は【湿邪】、夏には【熱邪】を、そして秋には【乾邪】を連れてやってきます。

風 自体が【風邪(ふうじゃ)】でもありますので、季節の変わり目の風には特に注意が必要です。

 

どうすればいいか?

まずは風に当たらないこと(肌を出さない)、です。

 

乾燥した空気は、喉にダメージを与えます。

それは次第に肺へと広がり、気管支炎や肺炎を起こします。

 

最近、風邪をこじらせて肺炎になってしまった方がいますが、まさにこの通り。

昨日のお客様も、「なんか喉がチクチクする」とおっしゃっていました。

そんなときは、しっかり水分を摂ってしっかり休んでください。

 

いつまでも夏の気分で冷たいものを食べてたり、薄着をしたりしないように気を付けてくださいね。

 

 

また、【邪】に負けない身体になるには、【気】を充実させることが一番です。

 

気を充実させるには、

 

よく食べ、よく寝て、よく動く

 

これしかありません。